ホーム→ タラバガニとズワイガニの違いとは
タラバガニとズワイガニは、いまや、すっかり冬の名物となりましたが、タラバガニとズワイガニでは何が違うのでしょう。
見てすぐ分かる特徴は、タラバガニはズワイガニより、足が一本づつ少ないのです。タラバガニは、実はヤドカリの仲間で、カニの仲間では無いんです。
ヤドカリの仲間は見た目の足が、カニより、一本づつ少ないのですが、でも実は、小さな足が甲羅の中に隠れているだけで、足はちゃんと十本あって、身体の掃除などに使われています。タラバガニの甲羅や、足はとても硬く、大きなトゲがゴツゴツしていますが、ズワイガニの甲羅や、甲羅や足は、それほどゴツゴツしていません。
両方とも大きくなればなるほどに硬くなりますので、捌くときには専用のカニバサミか、せめてキッチンバサミがないと裁くのは困難でしょう。
大きさはタラバガニの方が比較すると大きいです。足を広げると1.5メートルほどにもなります。甲羅の大きさも、大きいものは、16〜18センチ近くになります。
ズワイガニは大きなものでも13〜14センチ位です。しかし、個体の違いがあって、ズワイガニの中にもタラバガニほどの大きなものもいます。そんな大きなズワイガニは、とても貴重で高価なカニになります。
ここで大きさをいっているのは、タラバガニもズワイガニもオスの大きさの事です。というのも、ズワイガニのメスはオスに比べてとても小さく、
立派な親でも7〜8センチほどです。タラバガニのメスは漁獲が禁止されているので、通常は手に入りません。
身が大きい事からも、かぶりつく豪快な食べがいはタラバガニで、足の中までホジホジしながらじっくり味わうのは、ズワイガニという事でしょう。
また、カニ味噌の味わいはタラバガニにはありません。タラバガニのカニ味噌といわれる部分は、よほど新鮮なものでないと食べられないので、一般的には捨てられてしまいます。一方、ズワイガニのカニ味噌こそ、カニの本文だというカニ味噌通もいるほどに、カニ味噌は美味といわれています。
タラバガニ、ズワイガニとも価格はピンキリです。というのも、双方とも、大きくなればなるほど高価になりますし、新鮮なものほど高価になります。また、産地によっても価格は違います。例えば、国産のズワイガニの越前ガニの特大のものですと、1杯5万円くらいするものもあります。しかし、大量に獲れる北海道のものや、冷凍保存している外国産のものですと、小さいものは、双方とも2000円前後から見つけることができます。
また、ズワイガニの仲間である紅ズワイガニの冷凍ものであれば、さらに安いものも見つけられるかもしれません。
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